三国志と機動力

こんばんは。140Bの大迫です。
こないだ、ブックファースト梅田店に寄ったら、
横山光輝三国志』の愛蔵版が出ているではありませんか!
小学生の頃、足繁く図書館に通ってコミック版を読んだファンの身としては、
これはどうにも欲しいというものです。
ぜんぶ刊行されたら買おうかなあ。


今日は朝からミーツのクルマのページの撮影でした。
ギリギリなんとか雨にも降られず、
無事に撮影を終えることができました。
今回はポルトガル料理店オーナー×シトロエンBX@フランスという組み合わせ。
前回のサッカーW杯(フランスの勝ち)のリベンジという、
まあ「それがどないしてん」な話ではありますが、
人にもクルマにもひとクセがあって、面白い話になりそうな予感が漂っていました。
あー楽しみ。


その後は、ダイビルに舞い戻り、久しぶりのミーティング。
『世界レベルの大阪ええもん』のゴールも見え、「じゃあ次は?」というお話し。
この「次」というのが、今まではわりと「次の本」という感じで、
たとえば1ヶ月間、ずぶずぶに1冊の本にかかわり、
それが終わったら一呼吸置いて、「はい、次」てな具合でした。


今日の話は、それとはちょっとニュアンスが違って、「次の展開」という話。
今までは、わりに自由にやらせてもらっているとはいえ、
依頼を受けて本ないし特集をつくるという形が主でした。
そうではなくて、こちらから仕掛けていって、
出版社に(あるいは140Bに)新しい「ライン」を作ろうというもの。
今までは書店の棚に並ぶ本を作っていたけれど、
書店に棚ごと作ってもらえるようなことはできないのか、てことです。


『京都を買って帰りましょう』や『世界レベルの大阪ええもん』は、
雑誌の中ではけっこうコンパクトな方ですが(内容も形状も)、
切り口をもっと鮮明にして、突っ込んだものにする、と。
1冊にどっしりと関わるというのはやりがいがある反面、
機動力という意味ではやや劣る部分があります。
「こんなん面白いやろな〜」と思っていても、
一度に全部はやれないし、ページ数も十分に割けなかったりします。
(体力的にもけっこうキツいですしね)


今日ご一緒していた、クルマ好きで音好きで、
酒場店主でミュージシャンで塾の先生なマルタニカズさんもそうですが、
『大阪ええもん』でやってきた面々など、ほんとうに面白い人が多い。
だから、「あの人にこんなのやってもらいたいなあ」という時に、
機動力の高い媒体があると良いな、というわけです。
新書とか、『別冊宝島』みたいなイメージでしょうか。


というようなことをわいわいとしていましたら、
いつの間にか2時間ほど経っていて、
江弘毅讀賣新聞の取材を受ける時間となっておりました。
お題は何と、街のいろいろな人に「選挙」についてきこうというもの。
「街的」な江は、選挙をどのように語るのか?
参議院選挙の候補者が公示されてから、掲載されるようです。