『「街的」ということ』販売戦略会議

いよいよ明後日、江弘毅の『「街的」ということ』が、講談社現代新書より発売!
というわけで、どうすれば多くの読者が手に取ってくれるのか? を知るために、
いつも現場で本を売っている書店さんに聞いてみようと、緊急戦略会議が昨日、招集された。
わざわざご来者いただいたのは、K国屋書店本町店のDさんとBファースト梅田3階店のOさん。
どちらも大阪書店界では名の知られた辣腕書店マンということで、
大船にのった気満々でお迎えした次第なのであった。

戦略などと、たいそうな名前で呼んでみたものの、
早い話が、「こんな本が出ますねんけど、どうでっしゃろ?」てなノリで、
中心となった議題は「ポップの文言をどうするか?」。
やはり、ここはいっちょ本人直筆ポップがいるのではと、
著者である江も一緒に頭をひねること1時間半。
さすが現場で本を売りまくっているお二人だけあって、
「ちょっと弱いんちゃいますか?」「女性にはあんまり効かないと思います」などなど、
貴重なアドバイスを得て、東京用/大阪用の2種類のキャッチフレーズが完成。
江が「かわいげのない字やのお」と自嘲しつつも、
早速お二人に直筆ポップをその場で書いて差し上げたのである。



で、どんな文言になったのか? と気になる方は書店にてご確認くださいませ。
(うちにもポップをくれ! という書店の方がおられましたら、遠慮なくご一報ください!)

その後は、同じダイビルにあっていつもお世話になりまくりのスペイン料理[カボ・デルポニエンテ]へ。
ワインのボトル2本が楽々と開き、パエリヤやらイベリコ豚やらを食しつつ歓談・放談。
新書ブームの現場における影響に始まり、関西人の「いなかもん」への寛容さ、
どうして鹿児島は剣道が強いのか、高校野球福島県代表の思い出・・・といった風に、
話題はころころころと変わって気づけば11時過ぎ。慌てて散会に。
(Dさん、Oさんほんとうにありがとうざいました!)

とにもかくにも、発売は18日(金)。どうぞよろしくお願いします。
表紙はオレンジですので。