アラン・デュカスがやってきた!

ようやく『ダ・ヴィンチ』のデータを宅配便にのせて
ホッと一息の青山ゆみこです。

最終校正で、誤字脱字にチョンボ続発を発見し、
慌てふためいて脇の下が汗でぐっちょり。
こういうときに、大迫力とかいてオオサコチカラが
落ち着いて丁寧な校正をしてくれるので、安心。
そういえば、ミーツ・リージョナル時代も助けられていたし
今も結局それは変わってないのね。
頼れる後輩は、なによりもありがたい。無理も聞いてくれるし(えっ?)。


さておきダ・ヴィンチ担当のセキグチさん、
なにとぞよろしくお願いいたします!


さて、今日と明日は、ムッシュアラン・デュカスが大阪に来られています。
江弘毅は、編集集団140Bの主幹であると同時に、
都市文化研究所の一員でもあります。
都市文化研究所の親分・金井文宏氏は140Bの監査役でもあるように
140Bと都市文化研究所は密接な関係にあります。
組織は別だけど、理念で共鳴しあう…という感じでしょうか。


その、都市文化研究所の仕事として江弘毅
かかわっているプロジェクトの一環で、
ムッシュアラン・デュカスが来られたのです。


江が「大阪の食文化案内人」として数軒の名店へお連れするのですが、
そのうちの1軒である[すし萬]さんでパチリ。
天明元年(1781)から小鯛雀鮨専門店として、
船場の旦那集や食い道楽の町人から支持されてきた名店です。

今日は、新聞・テレビ・雑誌と揃い踏みの取材陣と
興味深そうに手元をみるムッシュアランを前に、
料理長自らが厨房に立ち、解説付きで作ってくださいました。

江の後ろ姿がちょっと邪魔ですが…、門上武司さんの横顔もみえます。



ムッシュアランの来阪の様子は、各メディアで見ていただくとして(詳細は改めて)…


食、そして街の文化を深い洞察をもって、
でもごく当たり前に話されるのを拝聴するや、
こういう方こそが「文化人」なんだなあと、深く感服いいたしました。
そして、とてつもなく、感じのいい方でもありました。


ちなみにマダムデュカスは、
地中海のパラソルの下でうっすらと丁寧に焼かれた(妄想)肌にジージャンで、
「むっちゃむちゃカッコええやん、誰あのひと〜?」な女性でした。
抜群にキュートにカジュアルでお洒落。
ムッシュアランもそうですが、奥さんもニコニコと愛想がよく全然偉そぶってない。
「成熟した大人たち」という感じで、
そこにいるのを見るだけで、気分が良くなったのでした。