同時進行

こんにちは。ひさしぶりのオオサコチカラです。


ミーツの原稿書きや編集作業、キョースマの入稿でわたわたとしていました。
それにしても違う出版社の違う雑誌を同時にやるというのは、なかなか疲れますね。
原稿を自分で書くのと、頂いた原稿に手を入れたり印刷屋さんに入稿する準備をしたりという作業は、
あまり変わらない仕事のようですが、同じ日にやるととても疲れます。
たぶん自分の頭の中でぐるぐる巡る考えを原稿にまとめるということと、
既にある原稿を客観的に見ながら誌面に載せるように整えるということは、
全く異なる身体運用で行っているからなのでしょうね。
わざと身体運用という言葉を使いましたが、
これらは頭でやるのではなく身体の作用として行われていると思うからです。
うまく説明できませんが、たぶんそういうことなのだろうと思います(すみません)。


それにしても、内田樹先生の新刊『下流志向』は面白かったなー。
すでにめちゃめちゃ売れているみたいですけれど。
親しくしてもらっている神戸製鋼ラグビー部の平尾剛さんもハマったご様子。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/canvas/column/2007column/07_02/02_05.html
今度お会いする予定なので、話してみようっと。
で、今は内橋克人さんの『悪夢のサイクル』という市場原理主義についての本を読んでいます。
実は内田先生の本は「時間」がキーワードになっているのですが、
この内橋さんの本の書き出しも「きのうは今日と違い、今日は明日と違うのです」とありました。
「時間」ということが、僕の中での上半期のキーワードになりそうです。


ま、一番目の前に迫っている気にしなければならない「時間」は、キョースマの締め切りなんですが(汗)。


下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

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悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環

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