キョースマ・キャンペーン第2弾!

こんにちは。140Bの大迫力と書いておおさこちからです。
ようやくアマゾンで本が買えるようになりました。
ご心配をいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
値段は安いのですが、お得感につられてむしろ本への出費がかさむことが予想されます。


さてさて、昨日はキョースマのキャンペーン第2弾でした。
まずは午前中、ココン烏丸にあるαステーションへ。
同局の番組である「サニーサイドバルコニー」に、永江朗さんがゲストとしてお招きされたのです。
というわけで、ページの担当者として僕も同行。なんだかマネージャーのような気分です。
ガッツ溢れる女性ディレクターとワハハな打ち合わせをするうちに、いつのまにか「はい本番で〜す」となる。
局へ入った時はもうすでに番組自体は始まっていて、まさにぶっつけ本番。
しかし永江さんは「生放送はラクんなんですよ。いけないこと言っても録り直しはないし」と悠然としたもの。
なんだか緊張しているのはこちらの方だったようです。


お会いしたことがある人はみな口を揃えて言うことですが、永江朗さんは声がバツグンに良いのです。
なんともゆったり、ビブラートが効いていて、でも話の内容も面白くてちょっぴり毒もある。
ラジオ局の方も「良い声ですね〜」とびっくりしておられました。
キョースマのコンテンツ紹介から、次号特集のアナウンスまでしていただき、平身低頭する。
きっと営業車かなんかで偶然に耳にした人も、心洗われたことでしょう。
http://fm-kyoto.jp/blog/sunny_side_balcony/


お昼ご飯を食べて、一旦解散。永江さんは「ちょっとガケに行ってきます」と、
丹後半島方面へ向かいましたなんてことはもちろんなく、
キョースマにも載っている北白川の[ガケ書房]へ向かわれました。
空き時間があっても悠々と過ごされるあたりも、京都好きの面目躍如といったところでしょう。


その後、5時半にジュンク堂書店京都BAL店へ再度集合。
もちろんメインベントである「永江朗vs江弘毅トークショー」のためです。
なぜか司会をすることになり、永江さんと控え室でお喋りしていると、
江弘毅と共に、平川克美さんやラジオカフェの方々、のぞみの藤田青年社長たちがどやどやとお越しになる。
ビッグネームの勢揃いに、またまた緊張することになったのは言うまでもない。
そのままどどどっとトークショーへ突入。


事前の予想通り話は転々としたものの(ていうか、こうでなくちゃね)、大いに盛り上がる。
ジュンク堂のホシノ店長の開会のご挨拶の通り、若干ギョーカイ度数の濃い客席であったが、
腹を抱える回数の多さに、緊急司会のオオサコもひと安心する。
内容は「豆腐に始まり豆腐に終わる」という感じ、って言うても分かりませんよね。


江の疑問としては、メディアでの京都の特集が、やれ豆腐だの漬物だの糸こんにゃくだのと、
生活に根ざした京都のものを、土地と切り離して消費させようとしていて(特に女性誌なんかで)、
それはヤバいのではないか? ということがありました。
それを前提として、永江さんとのやり取りの中で生まれたひとつの仮説は、
なじみや行きつけといった「人格」を介さないフラットな生活を送る日本人たちが、
唯一まだそういう文化や地方性が残っている場所として京都を選んでいるのでは? ということでした。
要は、自分の街ではムリだから、京都に行ってそれを感じなさい、と。
そして永江さんが言うには、豆腐や漬物や糸こんにゃくは、
文化や地方性を補完してくれる京都という街の象徴というか代替物として機能しているのでは? と。
うーん深い。


ともあれ盛況のうちに終了。
ご来場頂いた方々、ジュンク堂の皆さん、会場を提供して下さった[モーリスカフェ]さん、
そして永江朗さん、ほんとうにありがとうございました!!