花見で驚く

こんにちは、140Bの大迫です。


昨日は編集プロダクションのクエストルームや、デザインチームのアレックスクリエイトはじめ、
ダイビル長屋の同居人であるみなさんと靱公園で花見の宴が催されました。
さすが金曜日ということもあり、大中小さまざまな輪ができておりました。
バーベキューでビールやワインを飲みつつ、なぜか年齢の話しに。
スーツを着ない職種ということもあり、見た目から年齢を想像することは困難を極めます。
エストのイナダさんに「あの人、いくつやと思う?」などと聞かれ、
「んんー00くらいですかね」「00やで」「ぇええええええ!!??」


このダイビルの西側の一角は、先に挙げた2社はじめ、デザインや出版関係の小さな会社が多いのですが、
トイレへ行くときや、給水所なんかでいろいろな方にお会いします。
あんまり大きな声では言えませんが、名前を知らない人もけっこういるにはいても、
スーツを着ていないカジュアルなファッションの人たちは、なんとなく「長屋のお仲間」という気がするので、
すれ違うときなどはたいていご挨拶をしています。
1980年生まれの僕は、この「長屋」ではわりと中堅くらいの年代かと思いきや、
意外や「ギリギリ若手」の部類に入ることが判明しました。分からないものです。


ところで、昨日は花見以外にもいろんな出版社の方とお話しする機会がありました。
一つは「今年度中にぜひ1冊」という感じのお話しで、別にあらかじめ決まっていたわけではないのですが、
「こんなんどうでしょう」「いいですね」「じゃあタイトルは…(ホワイトボードに書き始める)」
なんていう具合に一気に話しが膨らんでいきました。打ち合わせはこうでないと面白くありません。
もう一つは「7月に出す本、こんな感じなんですがどう思います?」というもの。
販売を担当される方々をお招きしてご意見を伺いました。どうもありがとうございます!


その、「今年度中にぜひ1冊」の方の会社では、現在、個人情報保護に基づく観点から、
読者からのアンケートは鍵付き金庫に入れる、今ある入口の内側にさらにもう一つドアを設けて、
社外の人間が来訪する際には内線呼び出しを遵守してもらうといったプランが進んでいるそうです。
なんでもプライバシー保護を励行している会社を示す基準みたいなのがあって(ISOみたいなものかしら)、
その基準をクリアすると「Pマーク」(特保マークみたいなものかしら)なるものを掲げて良いのだそうです。



それにしても、時代の流れといえばそれまでですが、ダイビル長屋とはえらい違いです。
お向かいのクエストさんにスキャナーを借りるのも、まさに醤油でも借りるような感じで、
勝手にMacを起動して作業をしたり、第一、うちの事務所にあるホワイトボードなんて、
前に打ち合わせをしていた内容がそのまま書かれていて、
しかも「○○さんと、こんなんもやりますねん」と言ったりしてしまうわけですが、
たぶん100年かかってもPマークは取られへんねんやろなあ。
あともう少しでこのダイビルも取り壊されてしまうそうなんですが(本気?)、
新しいビルにはこういう「長屋」の雰囲気は残るのだろうか、などと考える雨の土曜日でした。