広がる「街的」


うおおお! っと、思わず立ち止まってしまった140Bの大迫 力(おおさこちから)です。
しかし、わざわざカッコして読みがなを書かないと名前だと分からないとは…。
自分の名前ながら、なんと面倒くさいのだと痛感しています(苦笑)。
次期首相に囲まれて、劣勢のオセロの角みたいになりながらも、
ジュンク堂書店大阪本店の新書ランキングです。
「アタック25」やったら絶対アタックチャンスで入られるよな〜など、
訳の分からないことを考えつつも、しつこくまた写真を撮りに行ったのであります。


青山からの特別企画でもお送りしたように、
いろんなところで「街的」が話題になっているもよう。
こりゃ年末の流行語大賞も狙えるんちゃうかと、
社員一同、小鼻を膨らませながら仕事をしている140Bです(うそ)。
さておき、江には北海道の新聞社からも寄稿依頼が来たそうで、
「街的」という言葉がだんだん広がっているのは間違いないようです。


26日のブログで紹介させて頂いたjunjunmocchaの日記を見返すと、
junjunmocchaさん自身が、「これは一体なんの本?(笑)」と書かれていて、
後日のコメントでのやり取りを見ると、
「これは”ナニボン”ということで営業かけたのだろうか」と思われたそうですが、
いやはやご明察。僕も地元の尼崎の書店に営業で伺ったとき、
店長さんから「ほんで、これは一体なんの本なん?」と訊かれた時、
「えーと、まあ、そのー」と、すぐに答えられなかったのだけれど、
それがある意味では「街的」の本質なのかも知れない。


内田樹先生の解説にもあるように、この本を読んでも、
「街的」とはいかなるものか? が、一言でふむふむなるほどねと分かるわけではない。
むしろ、「街的」とは何かを知りたければこの本を読んでちゃいけません、
そんな逆説的な意味であるようにも僕には読めた。
って、なんか話をややこしくしてしまってすみません(汗)


「あ、江さんの言ってる『街的』って、こういうことなのかな?」と、
ある時ふと思い出すようなことがあるかもしれません。
本の中では京阪神の街場でのあれこれが中心になっていますが、
東京や北海道でも読者がいるということはきっと、
どこの街でもいろいろな「街的」を感じることができると思います。
なになにそれってどんな感じ〜? と思われた方は、ぜひ。


「でも、一言ではわからないんでしょ」って? 
ん〜。