耳ダンボな街的座談会

おはようございます。
140Bの大迫力と書いて、おおさこちからです。


朝一番、中島淳社長が(いつものように)嬉しそうに、
『「街的」ということ』が朝日放送の「おはよう朝日です」でも紹介されていたで〜、
と教えてくれました。
ジュンク堂大阪店の今週のランキングも4位と相変わらず好調で、
なかなか幸先のいい一週間のスタートです。


それにしても久しぶりによく飲んだ週末でした。
マスターの潤ちゃんが同い年ということでとても親近感を感じる、
神戸・北野の遊びバー[トライブ]の4周年&リスタート記念へ出動。
中山手通の1本北の細い道、ハンター坂から西へ少し入ったところで、
洋食[グリルミヤコ]や音バー[神戸ロバアタ商會]といった名店の、いわば路地仲間。
不慮の事故で1ヶ月半くらい休んでいたのですが、見事にまたカッコいい店になっていました。
再オープンとなった9月2日は夕方の6時前から明け方3時頃まで、
いつになったら開くのか心配していた北野界隈のお店の人や、
「はよ開けてくれな飲みにいくとこないやん」な常連たちが入れかわり立ちかわり。
自分の好きな店を同じように好きな人がたくさんいることを幸せに思いながら、
ビールやらシャンパンやらバーボンソーダなんかをごきげんに飲ませてもらいました。
開けて日曜日。なぜか二日酔いもなかったので、会社へ入って少し原稿を書く。
が、今日なら少しは落ち着いてるかもしれんと、再び北野へ向かう(やれやれ)。
8時過ぎに行くとカウンターには男子が総勢4人。
新しくお洒落な空間になったにもかかわらず、
カリモクのソファの面目丸つぶれなトークが繰り広げられていて、
「前と一緒やん(笑)」と嬉しいような残念なような気分でバーボンソーダを3杯飲んで坂を下りました。


というわけで、2日のうちの半分くらいを街で過ごした週明け、
今日の140Bでは世にも街的な座談会が行われる予定です。
10月中旬に発売が決定している、江弘毅編集の『店のネタ本』という単行本に収録予定の、
「どこにお連れを? 東京からのお客様」というテーマの座談会です。
この本は、マガジンハウスから出版されるもので、
江弘毅はじめバッキー・イノウエさん、寺下光彦さん、曽束政昭さん、そして青山ゆみこという、
いま京阪神の店の話を書かせたら最強ちゃうんかというドリームチームが、
バッキーさんの「30年通っても飽きない店」に始まり「さらば三ツ星と思える大阪パンチフレンチ」や、
「神戸の旨い店は“何屋”か分からない店」といったそれぞれに得意なテーマを書き合うもの。
書き合う、って別にクロスレビューをするわけじゃないんですが、
店を通してええカッコしたいという関西人の気概が存分に表れた一冊になるはずです。
それこそインターネットやクーポンマガジンを1000回見ても載っていないような、
これを知っていればきっと店や街で過ごすのがもっと幸せになる、という「店のネタ」ばかりです。
そんな本だからこそ、座談会では「街的」に重要な名フレーズが」ばんばん飛び交うことでしょう。
先輩たちの金言を逃すまじと、耳ダンボで挑む所存であります。
発売日が決定したら、また詳細はアップします!