新聞に2つ出ることもある幸せな日
140Bの代表兼雑用全般をやっておる中島淳と申します。
めでたいことが2つも重なったので、初お目見えいたしました。
一つ目は、夕刊フジに連載している黒川博行氏のエッセイ「大阪バガボンド(バカボンドちゃいまっせ)」。
10月6日発売の雑誌『ダ・ヴィンチ』の特集「関西ダ・ヴィンチ」の座談会で作家の西加奈子さん、江弘毅と共に
ご登場戴いたのですが、その時(8月30日の日記にも出ています)のことをめっちゃオモロく書かれています。
タイトルは何と「博打への情熱なら『だんじり』にも負けへんで」。
当日、北新地の店に同席した身としては、話を変えても変えても執拗に「だんじり」に振り戻す江弘毅のエネルギーに
半ば呆れ、黒川氏をして「一年に二日、すべてのエネルギーを注ぐ対象がある地元の人達が、わたしはうらやましかった」
と言わしめたのではないかと…。ともあれこの8年間、新刊が出たら真っ先に買っていた読者としては、座談会でご来社
戴いた上に新地の店に同席させて戴き、おまけにエッセイにまで書いて下さって、感動至極でございました。
博打のお手伝いはようしませんが、今後のご活躍をお祈りします。
もう一つのめでたさは、「日経やで。値打ちあるのぉー」(江弘毅)の日本経済新聞夕刊の読書欄
「目利きが選ぶ今週の3册」の中で、中沢孝夫氏(兵庫県立大教授)が
『「街的」ということ−お好み焼き屋は街の学校だ』を取り上げ、
何と彼の3册の中では最高の「四つ星」を獲得しているではありませんか!
これを読んでおられる全国の本好き書店員の皆さま!
「街的」はまだまだ行きます。19日(火)には重版も入りますし、今後もクロワッサンや毎日新聞、神戸新聞などで
取り上げられる予定ですので、どうぞジャンジャン追加をしていただき、エエ場所で売ってやって下さい。
私でよければ必ずお店にご挨拶に参りますので。
最後に「街的」の解説を書いていただき、まもなく帰国される内田樹先生へ。おかげさまでお留守の間に売れまして、
あっちこっちで新聞や雑誌に書いて戴き、重版までかかりました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
夕刊フジ9.14号「黒川博行の大阪バガボンド」
日本経済新聞9.13夕刊「目利きが選ぶ今週の3册」