AmazonとAmashin

こんにちは。大迫力と書いて、おおさこちからでございます。


昨日は弟の誕生日でありました。こういう記念日において、我が家の食卓に並ぶのは、
たいがいケンタッキーフライドチキンであります。
なんだかテレビの中の家族みたいじゃないか、という人もありましょう。
尼崎ならそういう特別な日には焼肉とかに行くべきではないのか、という声も聞こえます。
しかしながら、下町においてはむしろ、特別という文脈に照らすならば、
ケンタッキーフライドチキンの方がよっぽど「特別」であり、焼肉の方が「普通」です。
確かに焼肉が「ごっつぉ」なのには変わりありませんが、それはあくまで日常の生活の延長線上にあるものです。
だから、オオサコ家においてカーネルサンダースの顔は非常に祝祭的なムードを伴います。
あるいは、ケンタッキーが尼崎の下町では「浮いている」ということになるのかもしれません。
もちろん、母親はそんなことは考えていないでしょうけれど。


ところで、みなさん月においくらくらい本を買っておられるでしょうか?
もはや中毒気味の本読みであるオオサコとしては、本にかかるお金は薬代みたいなもので、
ある意味しょうがないとあきらめておりましたが、さすがに欲しい本が多過ぎるため、
これはマズいということで、少し前の本はAmazonで古本を買うようにしようと思ったのです。
そして、朝から画面を見やりながらサインイン→初めての購入、へと辿り着けるはずが、困ったことになりました。
Amazonってクレジットカードがないと古本って買えないんですね…。
いつもニコニコ現金払いを旨とするオオサコは、クレジットカードなるものを持っていません。
てっきり銀行口座から引き落としできるものだと思っていたのに!
銀行口座と書きましたが、僕のメインバンク(たいそうな)はもちろんあましんこと尼崎信用金庫です。
Amazonではあましんは存ぜぬということか…などとくだらんダジャレを言っても、虚しく響くばかりです。


はてさて、どうしたものでしょうか。
振込での支払いも可能ですが、古本は買えないようです(なんで??)。
ジェフ・ベゾスさんにしてみれば、クレジットカードを持っているということは、
社会人にとっては当たり前の要件であるということなのでしょうか。
中島社長からは「あましんのカードにはクレジット機能は付いてへんのか?」と聞かれましたが、
そんなことができるという可能性すら今まで一顧だにしませんでした。


でもなー、Amazonで本を買うためにクレジット機能を付けるってのもなー。
なんだか本末転倒な気がします(どれが本でどれが末なのか分かりませんが)。
イラチの人間にとって、買いに行った現場で欲しいものが無いという状況は、
そのまま欲望の消失(一時的ですが)を意味します。
というわけで、急に高まってきたAmazon熱も一気に冷めてしまいました。
それでもやっぱり割安だし、またぶり返してくるのでしょう。なんだかなー。