今日は何の日…
おはようございます。140Bの大迫力でございます。
同い年の藤田くんが、最近、毎日更新しているので、僕も頑張って書いていこうと思います。
それにしても藤田くんの書くもの(http://blog.kansai.com/takahiro+kdc_category+0)にはいつも刺激を受けます。
やはり同い年だからでしょうか。ちなみに、ほかに1980年生まれの同い年と言えば、
レッドソックスの松坂くんや(知り合いかい)、NBADLにいる田臥くん(誕生日が1日違い。それがどないしてん)、
そして横綱の朝青龍関がいます。人生いろいろ、という感じでしょうか。
ところで、今日は「第4回本屋大賞」が発表されるそうです(http://www.hontai.jp/index.html)。
なんと楽天で発表会を生中継するとのこと。そんな一大イベントになっているんですねー。
今年ノミネートされている10作品はご存じでしょうか。
本読みの書店好きなもんで、たいがい知っているんですが、
みなさんどのくらい読んではるものなのでしょうか(僕は半分くらい)。
『一瞬の風になれ』佐藤 多佳子(講談社)
『失われた町』三崎 亜記(集英社)
『陰日向に咲く』劇団ひとり(幻冬舎)
『風が強く吹いている』三浦 しをん(新潮社)
『鴨川ホルモー』万城目 学(産業編集センター)
『終末のフール』伊坂 幸太郎(集英社)
『図書館戦争』有川 浩(メディアワークス)
『名もなき毒』宮部 みゆき(幻冬舎)
『ミーナの行進』小川 洋子(中央公論新社)
『夜は短し歩けよ乙女』森見 登美彦(角川書店)
全国の書店員の投票によるものなので、セールスランキングとは必ずしも一致しないし、
2005年12月〜2006年11月末までに発売されたものが対象ですので、
いささか旧聞に属する感のあるものもあるのは致し方ないところです。
書店員さんが「売りたい!勧めたい!」と思うものに賞を贈ろうという主旨で始まったこの賞ですが、
今となっては、ややもすれば直木賞や芥川賞よりも影響力は大きいのでは? と思うほど、
着実に話題になり、書店に本が並び、そして売れているようです。
(だからって、ネット配信までせんでもと思わないこともありませんが)
ことほどさように、最近の出版ギョーカイでは「書店発ベストセラー」というのがモテモテのようで、
田口久美子さんの『書店繁盛記』にも、「ポップを書いて売ってください〜」とばかりに、
出版社から発売前の見本刷りがたくさん送られてくる…なんて現場の話が書かれてありました。
- 作者: 田口久美子
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (85件) を見る
『白い犬とワルツを』あたりからでしょうか、この「書店発ベストセラー」に注目が集まり、
相乗効果でしょうか、今や大型書店にも手書きポップが百花繚乱、
「こんなんやったらウケるんちゃう?」「せやせや」という会話が聞こえてきそうなフェアも花盛りで、
弁当持ってきてしきもん敷いてそのまま本を読み始めてしまいそうな楽しさです。
少し前のことですが、ジュンク堂書店大阪本店では、「黒い装丁本フェア」というのをやっていました。
まさに表紙が黒い(だけの)本ばかりを集めたもので、アバンギャルドやな〜と唸ってしまいました。
さて今年はどの本になるんでしょうね。書店が楽しくなるのは大歓迎ですが、
あまり権威主義的にはなってほしくないものです。
個人的には、万城目さんか森見さんにあげたいところですが、どうなることやら。