チューニング

こんにちは、最近ご無沙汰しております。
140Bのオオサコチカラでございます。


ここのところ、というか今週はずっと、デスクに座っている時間がほとんどなくて、
阪神尼崎へ高架下のスペースが空いてるけどどうしましょ? という研究会にいったり、
万博公園に行ってシブすぎるボルボの撮影をしたり、いろんな人にお会いしています。
で、また今日もこれからキョースマの撮影をば。金曜は


とまあ、こんな感じで、人に会って会って話しまくっている、という感じです。
特に最近は、キョースマ第2号の特集「京都百景」へ向けて、
いろんな人に「夏」「京都」というキーワードでお話を聞きながら、
取材箇所を決め込んでいる最中です。


「夏の京都の風景なんていきなり言われてもムズカシイですよね〜」というあたりから始めて、
どんなふうに話しが転がっていくか、鬼太郎なら毛針をピンと立たせたような状態で、
耳を澄まし、声色をうかがい、表情を読み取ろうとします。
この人は食べ物が好きな人か、あるいは落語が好きなのか、はたまた一つの街についてよく知っているのか、
どういうふうに聞けば、この人にしか言えない言葉(つまりネタ)を出してもらえるんだろうか、
なんてことを考えながら、一人一人に自分の身体を合わせてゆきます。
ちょうどラジオでいうと、ある周波数に合うようにチューニングしていく感じでしょうか。


ありがとうございました、と辞去した後は、ふっと緊張が解けて、
(チューニングを解除して、と言ってもいいかもしれません)
どっと身体に何かが降りかかったように重くなります。


ぶっちゃけた話し、人に会うと、疲れます。とはいえ、
それは決して不快なだけではありません。とくに良いネタが聞けた場合なんかは。
今日の取材もそうでありますように。