大文字山へ登るの巻

こんばんは。かなり更新をサボっておりました。
140Bの大迫力ことオオサコチカラでございます。


はてさて黄金週間と書いてゴールデンウィークと読む連休に突入するわけですが、
みなさんはどんな過ごし方をされるのでしょうか。
僕はおそらくたまっている原稿をここで一気に片付けようかしら、という感じ。
つまりはどこかへ遊びに行くよりも、仕事を片付けた方が、
精神的にはラクになれるんではないか、ということであります。
ゆっくり出てきて早めに帰るというのは、
僕のような小心者にはこれがなかなか良い過ごし方で、
仕事があるのに、まるっと全く休んでしまうと、
いやはやどうして落ち着かない。
少しでも仕事を片付けていると「よっしゃ!」というふうに、
休むのに集中できるわけです。


まあ、そんな人間はあんまりいないわけで、
勤め人であるうちの両親も大型連休の波に乗って、
今日の夜から佐渡へ出かけたわけであります。
で、問題は佐渡へ何をしに行くのかってことなんですが、
なんでも山登りをしに行くとの由。
なんでまたという気がしないこともないわけですが、
実はうちの両親は山登り好きでして、
僕も小さい頃、オヤジに背負われ、
六甲山に登ってはイノシシに泣かされるという幼少期を過ごしました。


そんな健脚一家の血を引いたせいでは決してないと思われますが、
先日、京都の大文字山に登って参りました。
大文字山って、あのご丁寧に「大」と名前の書いてある大文字山です。
『新釈 走れメロス』で斎藤秀太郎が苦心の末、
天狗になり巣くってしまった彼の地です。
そんなミーハー(?)気分も半分、
キョースマの取材を兼ねて(ていうかこっちが主題)、
快晴の大文字山へといざ足を伸ばしたのであります。


登ること30分。…着きました。
はい、着きました。頂上に、です。
気軽に登れるとは聞いていたものの、ここまで気軽とは!
神戸の六甲山もたいがいすいすいと登ることができますが、
それを遙かに凌駕しています。
でもって、眼下に広がる京都盆地の見事なこと。
コストパフォーマンスなんてのは野暮ではありますが、
労力対爽快感の高さでは屈指のスポットであるといわざるをえません。


絶景へとお導きをいただいたのは、
同志社大学清瀬みさを先生です。
(先生へとお導きいただいたのは、本願寺出版社のフジモトさん。
どうもありがとうございます!)
年に2回、ゼミ生を引き連れて大文字登山コンパ(勝手に命名)を行うという、
筋金入りの大文字フリークです。
てな感じで、次号のキョースマは「住んでるわたしの京都“夏”百景」。
なるほどこんな京都の夏の感じ方があったのね、
を連発していただければこれ幸いです。


ちなみに、森見登美彦さんも登場しますので!